ゲーム紹介
システム名ダブルクロス2nd
GM名NEMO
対応人数4名限定
ジャンル現代異能力物
システム説明
超能力ものRPGです。舞台は現代日本。端的に言えば『ライトノベルの世界観で、ライトノベルの登場人物が、ライトノベルな物語を紡ぐ』RPGです。
世界観はシリアス寄りです。PC達は超能力者であり、比較的派手なことが出来るゲームです。しかし能力には反動があり、使いすぎれば人間性を失って
NPC化します。それを防ぐのは“日常の象徴”である他者との絆です。PC達は自らを守るためにも、他者と、それに象徴される“日常”を守らなければなり
ません。
他者との関係性、“絆”こそがもっとも強力なのだとデザインされているゲームです。
なおこのゲームは10面体のみをたくさん使います。
シナリオ・傾向・その他GMより一言
今回のシナリオは、家出をした少女を、PCたちはそれぞれの理由により追いかけてもらうというものです。
このシナリオは変則的なルールを用います。
ヒロインには侵蝕率が設定されており、時間が経つごとに侵蝕率は上昇していきます。彼女を無事連れ戻すためには、「彼女に、PC達に対してロイスを結ばせる」必要があります。
#侵蝕率は「NPC化になる指数」。ロイスは「NPCになるのを防ぐための絆」と考えてください。
今回、シナリオ独自のルールやシステマティックな処理が多めなので、それが楽しめる方を募集いたします。また同時に演出も重視したいと思います。今回はその両方を同時に楽しみたいというよくばりなシナリオなのです。何よりも積極的に事態に介入できる方をお待ちしています。
その他
このゲーム初心者対応一部対応(2)人まで
TRPG初心者対応一部対応(1)人まで
キャラメイクデータ既成
対応サプリメントアルターライン コントラストサイド
セッショントレーラー
一人の少女が「家出」をした。
今まで「我が家(ホーム)」から出たことがない。そんな少女が家出をした。
家の外は未知の世界。甘い言葉も囁かれる。
少女が知るのはUGNの暗部。少女を追いつめるのは大人達。
一人の少女が「家出」をした。彼女は最後に何を見る?
ハンドアウト
- PC1 推奨カヴァー/ワークス:UGチルドレン
シナリオロイス:橘 桐子 推奨感情:P連帯感・庇護など/N自由
推奨クイックスタート:白き閃光
君の幼なじみにで同僚であるチルドレン『松川 伸一』が自殺して一ヶ月が経つ。君自身にもショックだったが、君の妹である『橘 桐子』にはもっとショックだったらしい。
桐子は「K市に行きます」と書き置きを残し、UGNから脱走してしまった。『ホーム』でしか生きられないような、世間知らずのチルドレンが、『ホーム』から脱走して何が出来るのか。
彼女を心配している君に指令が下る。「橘 桐子を連れ戻せ」と。
- PC2 推奨カヴァー/ワークス:UGNイリーガル
シナリオロイス:松川 伸一 推奨感情:P誠意・遺志など/N憤懣・憐憫など
推奨クイックスタート:不確定な切り札
エージェントや支部長を見ていると、気の毒に思うことがある。特にUGチルドレンには同情を禁じ得ない。それがことに真面目な子だったりすると、その思いは強くなる。かつて一緒に仕事をした『松川 伸一』という男の子は、そういう真面目なチルドレンだった。
UGNから連絡が入る。脱走したチルドレンを追いかけろというのだ。聞けば脱走した子は伸一と同期で、パートナーの一人なのだと言う。
君は追いかけることにした。今度は死なせないために。
- PC3 推奨カヴァー/ワークス:UGN支部長
シナリオロイス:北島 幸弘 推奨感情:P自由/N嫌悪・隔意など
推奨クイックスタート:完全なる使徒
君は昔、UGNの本部で『北島 幸弘』という男の部下として、教官としてチルドレンの教育に携わっていた。北島の教育は正直なところ不愉快なものであり、それは教育というより虐待というのに相応しいものだった。
そして今、君はUGNに呼び出された。そこには不機嫌そうな顔の『北島 幸弘』教官がいた。彼は君にこう告げる。「チルドレンが一人脱走した。連れ戻してきて欲しい」。
北島の虐待に耐えかねたチルドレンが脱走したらしい。彼女の名は『橘 桐子』。過去、君が担当したことがあるチルドレンだ。北島の虐待からかばったこともある。
命令とあれば仕方がない。君は彼女を連れ戻すことにした。
- PC4 推奨カヴァー/ワークス:UGNエージェント
シナリオロイス:赤石 冬馬 推奨感情:P親近感・好奇心など/N脅威・敵愾心など
推奨クイックスタート:魔術師の仮面
君はここ最近、FHエージェントの『赤石 冬馬』という男をずっと追っている。彼のコードネームは『スカウトマン』。言葉巧みにオーヴァードをFHに引き入れることで有名な男だ。何度も阻止しようとしたが、君は失敗してきた。
その彼が『K市』に現れた。脱走したUGNチルドレン『橘 桐子』を“スカウト”しにきたのだ。君は今度こそ、ヤツを止めなければならない。